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September 12, 2006

レコードとラジカセ

先日のエントリにつづいて、もうひとつ音楽ネタで。

私の中学生の時にはまだレコードの時代で、
お小遣いをもらっては、レコード屋さんにいって
大きなジャケットのレコードを買って帰ってくるのが
とてもうれしかった。
洋楽を聴き始めたころで、大人っぽいデザインと
重さをもったレコードはすごく存在感があって、
そして美しかった。
 
 

プレーヤにかけて、カセットテープに落として、
そして周波数帯域とか、3wayスピーカだと、
スペックを調べまくって選んだお気に入りの
ラジカセできくのだ。
もちろん、テープ選びだって重要だ。
TDKとマクセルと富士、SONY、それから
ノーマル、クロム、メタルどれをえらぶか。
(結局違いってあんまりわかんないんだけど。)
 
そういうのって今の中学生的にはどうなんだろう。
 
CDの時代がきて、MDがでて、
I-podとハードディスクとダウンロードの時代がきて、
どんどん小型化というか無形化の方向に
突き進んでいる。
その流れはもしかしたら、音楽そのものを純粋に楽しむ
ということにつながっていくのかもしれない。

でも、やはりおじさんとしては、
大きさと重さと視覚的デザインが
音楽の一部であるようなレコードの嬉しさって
やっぱり特別だったな、
とか、思ってしまいます。
(まあ、一言でいえば、当時の業界の想像した「価値」
 にすっかりやられてしまっていたともいえるけれど。
 わたし、昔からそういうのにとても弱い。)

それとハードのほうも、なんか、こだわれて
楽しかったなぁと思う。
きれいなカタログ見てるだけで幸せだったのだよ。
こちらは単に自分の興味の喪失のせいで、
今でもその気があれば楽しめるのかもしれないけど。
 
 
当時そろえていたレコードは、
プレーヤを捨てちゃたり、引越しのときに
おいてきたりで、結局すべて手放してしまったけれど、
結局、そのとき持っていたレコード、それから
欲しかったけど変えなかったレコード、
どんどんCDで買いなおしてる。
TOTO、シンディローパー、Journeyなどなど。
次はポリスあたりかな。

そのうち、またメディアがかわって
また買いなおさなきゃいけないのかしら。

[ 教員 ]
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投稿者 53 : September 12, 2006 06:40 PM
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