もうこれ以上はできない、
考えることもできない、
と感じるとき。
するべきことは、
たぶんたくさんあって、それはわかっていて、
でも、義務的な感覚だけが積もって、
だからかもしれないが、
何も手をつける気にならないようなとき。
自分がやってきたことがとても色あせて見えるとき。
まずは、
やらなくちゃいけない意識
を捨てること。
そして、残っている問題の
すべてについて、なんとかしよう
という意識もとりあえずは捨てること。
いままで考えてきたこと、してきたことの中で、
ちょっとでも自分の「気に入りポイント」
を見つけ出すこと。
なければやや強引でもいいので作ること。昇格させるのだ。
(「ここだけは間違いない。」
「ここだけは私のオリジナルアイディア。」 「ここだけはしっかりがんばった。」
「ここだけはわれながら面白い/素適である。」)
そして、その「核」を中心にして、周辺を
すこし拡げること。掘り下げること。肉をつけること。
何かできそうな方向に。
そして、ほんの少しで気に入り度の高まる方向に。
場合によっては、戻ったほうがいいかもしれない。
あるいは、してきたことの一部を
おもいきってばっさりすてたほうがいいかもしれない。
許される限り、これを少しずつ積みあげるべし。
全体像が思うようでなくても、
だからといって全てを否定する必要はまったくない。
殆どが色あせて見えても、その中には
カラーの部分がちょっとでもあるのではない?
そのちょっとが大切ではないかと思う。
(修正あり)