学生時代に教わったこと。
そのうち、きっと書こうと思っていて、まだ書けていなかったこと。
やはり書いておくべきじゃないかしら。
いや、「べき」って、そこまで大仰なことはあろうはずもない(笑)けど、
せっかくだから書いておきたいと思う。
---
その一つ。
「システマティックにやる」ということ。
目の前にある、自分が向き合うべき、行うべき「対象」。
生活であれ、仕事でもあれ、いろんなことがこの「対象」になりうる。
積極的に向き合っているときもあれば、
きわめて消極的にイヤイヤ向き合っていることもある。
人生全体にまたがるような大きなテーマかもしれないし、
もっとちまちまとした雑用であるかもしれない。
「そいつ」は、往々にして茫漠としていて、ボヤッと広がり、
どこまでが自分の向き合うべき範囲なのか
はっきりしないことが多いはず。
そういうとき、まずは
ヤツの全体像を、とらえるための枠組みをつくること。
これで相手が見えるようになる。
枠はちょっと大きめに設定したほうがいいかもしれない。
最初ははっきり見えなくても、暫定でもいいからまずは
つくってみること。
次に、その枠組みの中で、どのようなルール・手順に沿って、
自分が行動をしていくかを定めること(計画)。
あとは、そのルールにのっとって、一つ一つきちんと、黙々と
淡々と、しらみつぶしに、できればこだわりをもって、
日々すすめていくこと。
時には戻って、
計画を立て直さなければいけないこともあるかもしれない。
枠組み全体を修正する必要があるかもしれない。
でも基本は計画に沿って、すこしずつ進めていくこと。
それが「システマティックにやる」ということ。
感情に邪魔されるときもある。
疲れているとできない。
つい楽をしたくなる。
だから、いつもいつも、うまくいくわけではないけど、
それでも、そういう姿勢を意識しておくこと。
そんなことが重要だということを教わりました。
----
なんと抽象的な話だろう。
でもこれって、一度何かで具体的に体験すると
きっとわかると思う。
(修正あり)