気分があわだつ。
まあ、こういうこともあろうな。
私、むかしから、自分のことを、感情の浮き沈みが少ない、あるいは
感情を抑えることが得意であるとずっと思ってきておりました。
というか、そもそも負の強い感情、特に怒りの類の感情をあまり持たない人間だと。
これはきっと生育環境によるところがおおきいのだと思うけれど、
怒ることは悪いことであるという思いはいまもあって、
基本的に「いいひと」でありたいと思ってきたし、それなりに「いい人」で
あるとおもってきました。
でも、20台をいつのまにか終え、30台も半ばをすぎ、すこしずつ、自分の性格が、
感情のあり方が、シフトしているのを確実に感じます。
自分で好きな部分ときらいな部分が両方増長している。
きらいな部分の増長のほうがはるかにおおきい。退化しているのだ。
とくに今年一年はいろいろな意味で退化を感じる年でした。
来年はまたかわるだろうか。
自分はどこへむかっているのか。