5月は、書評のようなエントリが多かくなりましたが、もう一つだけ。
ずっと積読していた『「脳」整理法』 by 茂木氏。
(なんと「つんどく」ってかな漢字変換できるのか!)
いつもながら、考えながら書いたのだろうけれど。
なんか、もうすこし、それこそ「整理」できないものか。
内容は、
・「生活知」と「世界知」が乖離している現状。
・偶有性とはどのような概念か。
・人間は偶有性を欲している。また、遇有性にかこまれてこそ輝ける。
・世の中の変化の速さも自分の変化のすさまじさくらべればさほどではない。
→だから恐れる必要はない。
・世界知と生活知ををむすびつける現象としての「セレンディピティ」。
・自然科学的「ディタッチメント」の態度を生活の場面でもいかすべきだ。
・絶対的だと思われるような概念(とくに自然言語で表現された概念)も
実は偶有的なものであることを常に忘れるな。
・不確実な世界。でも、とにかくチャレンジしてみることが重要。
成功体験が脳を強くする。
などなど。
全体としてほんとうに何を書きたかったのか、
いまいちはっきり伝わらない。
私の頭がわるいのかもしれないけど。
議論のプロセスはともかく、読者に勧めていることは
ほとんど常識的なことだし。
そして、世界知・生活知の特徴・役割についても
途中で入れ替わったりするようで、わかりにくい。
もっとまじめに読み込めば違うのかもしれないが、
あまりその気はおきません。すみません。
・・・
すっきりしない。
なんか、1週間したら、ほとんど頭の中から記憶が抜けてしまいそう。
というわけで、メモ代わりもかねて書いておくことにしました。
そうそう、タイトルも気になる。きっと『「超」整理法』の音を
もじったのだろうけれどね。うーん。
(最終修正 5/29 23:21ころ)