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March 09, 2007

140年もそれほど長い時間ではないと思う

遅きに失した感がありますが
『壬生義士伝』を読んでおります。
3年発表会のとき、やはり読まねばと思った。
 


・・・。
泣かせるなあ。
さすがだ。
 
NHKの大河ドラマで三谷幸喜がキャスティングを考えたとき、
この小説から強く影響を受けていたのではないかと思う。
あるいは、あのドラマをみたから、逆に私が影響を受けつつ読んでいるのかしら。
斉藤一といい、永倉新八といい、土方歳三といい。


吉村貫一郎をやらせるとしたら、誰だ?
映画の中井喜一ではちょっとしっかりしすぎているのではない?(まだ見てない。)
寺尾聰 か? (それじゃ、まんま黒澤映画。)
じゃあ高橋克実? (さっき「拝啓」みたから。)
うーん、ほかにも誰かいそうだけど。

しづはだれにしよう? 
みよはだれにしよう? 
キャスティングを考えるのは楽しい作業だ。

 
もしあの時代に生まれていたら、と想像する。
単純な私のことだから、
東の武士に生まれたら佐幕、
西の武士に生まれたら倒幕、
農民に生まれたら一揆、
と、わりと典型的な役割に情熱を注ぎ、
その論理を信じて疑わず、
大局的に世の中をみるなんてことは
できなかったんだろうなあ。

でも、それも学問しだいか。

 
 
上田組丁、上の橋、中津川・・・。
こんなん読まされたら、
またこの場所への愛着がましてしまうではないですか。


もうきっと、ここから離れられないのだと思う。
この本で決定的になったというわけではないけれど。
最初ここにきたときは、
たぶん数年したら出ていくんだろう、
となんとなく思っていたけど・・・。

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3月。
けっこうシビアな仕事がふってきました。

よいよい。

(修正あり)

[ 教員 ]
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投稿者 53 : March 9, 2007 12:46 AM
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