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June 04, 2007

ブログに書(く/ける)こと 書(か/け)ないこと

昨日、緑いっぱいの日の夕方、
はしかの流行の影響でこちらにもどっていた
しがゆくんがふらっと。
まだ表情などには、それほど大きな変化はない。
当然か(笑)。
でもやっぱりたいへんそうですね。
がんばれ。

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当たり前のことだけれど、
ブログには書けることと書けない(あるいは書くべきでない)ことがある。
あえて書くこともあれば、あえて書かないこともある。

少なくとも書くにあたっては、
偽りや間違いを書いたり、あるいは極端に装うようなことは
出来る限りしたくないと思う。
だから、いつも「ウソはない?」と問い直す。

(とはいっても、ついつい飾ってしまうところは消しきれないけれど。
 でもそれは我々が普段行っている行為(社会的行為)も
 多かれ少なかれ同じこと。
 と、いうところまでは以前考察した...よな確か。
 違うところがあるとすれば、
 ブログでは、「行為(表現)」を
 公開するまでに時間をかけられるところ。
 その意味ではブログのほうが、本来こうでありたい自分を表現しやすいのだと思う。
 それを「装う」というのは、場合によってちょっと酷なこともある。)

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でも、もう一つ考えなければならないことがある。
書けないこと、そして書かないことの意味について。

書けないことの存在により、
私の文章の重心は、私そのものの重心(そんなものあるのか?)からは
ずれていくことになる。
多くの言葉を費やせば費やすほどに。
ビットの増加に伴う情報量の低下。

一方、先日ここに書いた『ウェブ社会の思想』に、
「マスメディアにおける報道」は
「「何を報じないか」によって、そのイデオロギー的な立場を主張する」
というくだりがあるが、これもまた正しい。
書かないこと、0ビットの情報量は実に大きい。
 
書けないことと書かないこと。
反対の効果を持つことがあるのだ。

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私は、
なにをすべきだろう。あるいはしないべきだろう。
なにができるだろう。
 
といったようなことを、また考えている。

ウソはない?

少なくともだけれど、うそはない。
書くべきかどうかという問題はあるが。

(修正あり)

[ 教員 ]
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投稿者 53 : June 4, 2007 11:28 PM
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