買ってあった
『不機嫌な職場 〜なぜ社員同士で協力できないのか〜』
という本を読んだ。
売れているようなのが気になったこともあって(いかん)。
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日本の多くの企業や組織で、
人々の孤立化と相互に協力が行われにくい状況が生じているらしい。
その背景と原因、またそうした組織を変革していく方法を論じている。
ものすごく意外なことが書かれているわけではないし、
文章もちょっと気になった。
でも、まあよくまとまっていてよませる。
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協力がうまれやすい環境を作り出そうと、
徹底的に意識・実践している企業のレポートがあり、
そこが一番おもしろい。
グーグルはともかく、特にサイバーエージェントの例が強烈で、
おぉ、そういう会社なら、たしかに職場は楽しいだろうな
とおもわされてしまった。
実際には、いろいろと難しい問題もあるのだろうけど。
この本はおそらく、経営者や管理職の人を念頭において
書かれたのだろうけれど、
誰にでも参考にできることがあるかもしれない。
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大事なこと。
お互いに頼りにする/されるという環境がインセンティブをつくりだす。
そういう環境を生み出すためのしくみ、態度を考えるべし。
それがネットの世界では無償でおきているくらいなのだから。
一度固まってしまった環境をつくりかえるのって
ものすごく大変だろうけど、時間をかけて
いろいろな工夫をしていけばできるはず
・・・ということなのだよな、きっと。
ふうん。
ちょっと頭の中においておこうっと。
(修正あり)