昨日、「ローマの休日」、やってましたね。
はじめて、この映画をみたのはいつの頃か、もうあまり覚えていないけれども、
やはり衝撃をうけました。なんとヘップバーンの美しいことか。
「輝いている」としかいいようがない。
ヘップバーンは、ずいぶんファンで、一時期よくみました。
「ローマ」以外だと、印象にのこるのは
やっぱり「マイ・フェア・レディー」とか「ティファニーで朝食を」かな。
前者の「踊り明かそう」でしたっけ、
階段で踊るシーンは、恋愛のあのどきどき・ワクワク感を
完璧に表現していると思う。
ミュージカルつながりでいうと、高校から大学のとき、友人の影響で
むかしのハリウッドのミュージカルをずいぶんみてました。
(文化祭で擬似ミュージカルを自分たちでやったりもした。)
やっぱり「雨に歌えば」でしょうか。
ジーン・ケリーの街頭でずぶぬれになって踊るシーンは、
そういえば、「踊り明かそう」と同じテーマですね。
というか、ミュージカルでだいたいそういうもんばっかりか。
単純でよろしい。
一度だけというか、一作品だけ、ブロードウェイでミュージカルを
見た経験があります。有名な「コーラス・ライン」。
この映画版もなかなか好きですが、やはり生はちょっと違う。
一度目は半額の安売り入場券をかって、後ろの方で見たのだけれど、
あまりにも興奮してか、数日後に今度はちゃんと券をかって2度目を
みました。このときは前から2列目くらいで見ることができた。
記憶は消えないでしょう。
二十歳のとき、一人でニューヨークに1週間くらい停泊したときのことです。
言葉も全然わからないし、そもそも話す人もいない。
食事もまともなところがわからないからファーストフード。
マクドナルドにいったら、べらべらっといわれて、こまって「Yes]といったら、
ソースも野菜もなにもついていないハンバーガー
(パンの間にハンバーグがボロっとさはさんであるだけ)でてくる。
とにかく歩き続けるしかすることがない。ゆすられたりもする。
夜はこわくてあんまり、出歩けない。
そんなときの「コーラス・ライン」でした。
はけたあと、よるはちょっとおそくなったけれども、なんかうれしくて、
馬車にのって(ニューヨークでは観光用の馬車が道をはしっている)ホテルまで
帰ろうとした。でも値段をきいてやめました。いまは昔だなあ。
いまたった一人でニューヨークで完全に自由な時間がもてたら、
何をするだろう。
という、なんか逃避行為的の書き込みでした。