気がついたら、1月4日。おしごとです。
1月1日という日は、特別な日のようで、特別な日ではないようで、
やっぱり特別な日のようで、たいへん複雑である。ではない?
日本中にやはり独特の雰囲気が漂っているような気がして
しょうがない。
東京で迎える正月、岩手で迎える正月、秋田で迎える正月、
それぞれまったく違うのだけれど、そこには何かしら共通に感じら
れる「何か」がある。これってなんなのだろう・・・。
テレビや新聞、といったメディアがもたらす情報によって作り出される
統一感。これは間違いなくあるだろう。けれども、それだけではきっとない。
一つの可能性は、私自身がもっている「正月」という概念のせいだということ。
この概念はどこへでもいっしょに着いてくる。そして、私が風景をみたり、音をき
いたり、何か食べたりするときに、その概念に味付けされてしまうのだ。
たから、お正月という「何か」はいつも環境の中に見つかる。
ん?となると、ヨーロッパにいようと、ハワイにいようと、誰と正月を迎えようと、
一人で正月を迎えようと、そこにはやはりなんとなく同じようなお正月があること
になる。
これって実証あるいは反証が可能ですね。
でもアフリカにいたら、やっぱりちょっと違うような・・・。
んー。となると、こうした一人一人の「お正月」は、
多くの日本人にとって同じようなものであり、だから日本にいる限りにおいて、
「何か」がとても強調されて感じられるということかしら。
(みんながそのつもりになって迎える「お正月」。)
なんだ、結局、これがいわゆる「文化」か。当たり前だなあ。
当たり前でないとすると、その地域差が意外と少ないのかも
しれないということ。いつころからなんだろう?
と、こころにうつりゆくよしなしごとでありました。
さて、2005年。どんな1年になるだろうか。
とにもかくにもよろしくお願いいたします。
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ところで、忘れないうちに。
紅白における藤本美貴の一連の振舞いはなかなかよかった。
ふぁんになろうかしら。
(1/5にちょっとだけ書き換えました。よみにくかったから)
今日は悲しい記念日になってしまいましたね