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January 04, 2005

「お正月」、あるいは「元旦」について

気がついたら、1月4日。おしごとです。

 1月1日という日は、特別な日のようで、特別な日ではないようで、
やっぱり特別な日のようで、たいへん複雑である。ではない?

 日本中にやはり独特の雰囲気が漂っているような気がして
しょうがない。
 東京で迎える正月、岩手で迎える正月、秋田で迎える正月、
それぞれまったく違うのだけれど、そこには何かしら共通に感じら
れる「何か」がある。これってなんなのだろう・・・。
 
 テレビや新聞、といったメディアがもたらす情報によって作り出される
統一感。これは間違いなくあるだろう。けれども、それだけではきっとない。

 一つの可能性は、私自身がもっている「正月」という概念のせいだということ。
この概念はどこへでもいっしょに着いてくる。そして、私が風景をみたり、音をき
いたり、何か食べたりするときに、その概念に味付けされてしまうのだ。
たから、お正月という「何か」はいつも環境の中に見つかる。

 ん?となると、ヨーロッパにいようと、ハワイにいようと、誰と正月を迎えようと、
一人で正月を迎えようと、そこにはやはりなんとなく同じようなお正月があること
になる。

 これって実証あるいは反証が可能ですね。
でもアフリカにいたら、やっぱりちょっと違うような・・・。

 んー。となると、こうした一人一人の「お正月」は、
多くの日本人にとって同じようなものであり、だから日本にいる限りにおいて、
「何か」がとても強調されて感じられるということかしら。
(みんながそのつもりになって迎える「お正月」。)
 なんだ、結局、これがいわゆる「文化」か。当たり前だなあ。
当たり前でないとすると、その地域差が意外と少ないのかも
しれないということ。いつころからなんだろう?

と、こころにうつりゆくよしなしごとでありました。

さて、2005年。どんな1年になるだろうか。

とにもかくにもよろしくお願いいたします。

----
ところで、忘れないうちに。
紅白における藤本美貴の一連の振舞いはなかなかよかった。
ふぁんになろうかしら。

(1/5にちょっとだけ書き換えました。よみにくかったから)

[ 教員 ]
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投稿者 53 : January 4, 2005 05:20 PM | トラックバック
コメント

今日は悲しい記念日になってしまいましたね

Posted by: 名無しさん at January 4, 2005 06:01 PM
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