A君がB君に「ばーか」と言った。
「ばーか」と言われ憤懣やるかたないB君。
反撃の言葉はやはりコレ!
「ばーかって言ったやつがばーか!!」
小学生の頃、結構多くの人が口にした言葉ではないだろうか。
今日、このやり取りを僕が友人とやっていて気がついた。
「はっ!結局『ばーかって言ったやつがばーか』って言ったやつもばーかなんだ!!」と。
さきほど例に挙げた話に戻ると、B君の言葉はA君に対してダメージを与えるだけではなく、
B君自身にもダメージを与えている。だって「ばーか」って言っているから。
こう考えてみると、終わりなきバカ・シンドロームを
子どもの頃は無邪気に繰り返していたことが分かる。
バカイズスペシャル!バカイズグレート!!
しかし何よりものバカは、こんなことを真剣に考えている僕自身に他ならない。
困ったもんだ。