授業の出来は、例年と同じようによかったり、わるかったり。
コン基礎や情報基礎は、ここ数年の模索の上、
ようやくすこし、あるべきスタイルが見えてきたような気もする。
コン基礎の通常授業なんかずいぶんかわったもんだ。
いまのところ、ちょい満足気味。
一方複雑系は、一時期より、パフォーマンスが
やや落ちているかもしれない。
卒論指導や演習指導のスタイルはどうなんだろう?
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なんてことを思いつつ、
「本当にいまの「これ」でいいのか?」という
ちょっと恐ろしげな問いがふらっとよぎる。
すこしずつ積み上げてきて、
一応の形をもってしまったものの
根底を揺さぶる問い。
あらゆる可能性が見渡せるわけではないから、
答えなどなかなかでない。
でも考えなくてはいけないこと。
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目の前にある授業を一つ一つこなしていくことに、
話す予定にしていることをキチンと話すことに
ついつい目を奪われてしまうけれど。
(それでもしゃべれないときが少なくないから、こまったものだ。)
扱うべき内容や、基本的なスタイル、指導方針、
そのものがどうなのか、あらためるべきところはないのか?
という視点はややもすると閉じ込めてしまいがちだ。
本当はこっちのほうが重要なのに。
できるだけ変えたくないという誘惑には
抵抗しなくてはいけない。
常に勝てるわけでないけどね。
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あー、つきつめて考えていくと、
きついな、これ。
いったい自分には何ができているのだろう?
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このエントリも、読む人の目を意識しての
一つの「構え」ではある。
それを抜け出すことはできないけれど、
でも頭に浮かんだことは事実であり、
それを書いて悪いことはない・・はず。
(修正あり)